2日目です。今日は、「東京メトロ都営地下鉄 一日乗車券を使いません。「東京フリーきっぷ」を使います。このきっぷは東京23区内のJR線、東京メトロ、都営地下鉄、都電荒川線、日暮里舎人ライナーのほかに都営バスを利用することもできます。
今日の出発は、赤羽岩淵駅から。赤羽岩淵駅はJR赤羽駅から東へ徒歩10分のところにあります。私は、道に迷って赤羽すずらん通りと呼ばれるアーケード街に進んでしまいましたが、赤羽駅東口を出るとすぐ東本通りと呼ばれる大きい道路に出ます。ここを左に曲がりましょう。道路名だけじゃ分からないという形のために目印となるものをお伝えしときますが、東横インが立ち並んでる通りで覚えておきましょう。
赤羽岩淵駅に到着。当駅に乗り入れてる南北線にこれから乗ります。
南北線は北は、埼玉高速鉄道南は白金高輪から事業者の違う三田線との線路共用区間に入り品川区目黒から東急目黒線を介して東急東横線の日吉駅まで直通運転をしています。南北線は東京の東西南北、なんだか中心的な役割を担う地下鉄路線のようですが、開業は副都心線の一つ前、路線利用客は9路線中最も少なく利用客が一番多い駅ランキングを見ても一つの路線でトップ10に入る北千住や新橋よりも少ない、12位に初めて飯田橋駅が登場します。(てか、北千住とか新橋とか高田馬場って路線一つでトップ10ってすごいな……)
南北線の駅ホーム上で真っ先に目に留まるところはホームドアでしょう。近年建設が急がれてるホームドアは大人の腰ほどの高さの柵が設置されることが多いですが、南北線のホームドアは駅の天井近くまですっぽり覆うような形。一般的に導入されてるホームドアでは人と電車の事故こそ減少していますが、完全に接触事故を回避することはできません。しかし、南北線のホームドアはそのようなことも心配ご無用。風圧の強い地下鉄にふさわしいものかと思われましたが、南北線開業以降このホームドアを大量に導入した路線はなく調布周辺地下化によって設置された京王線布田駅や京都地下鉄の一部にしかありません。なお、韓国のソウル地下鉄ではフルスクリーンドアの設置率が高いです。
溜池山王駅で乗り換え。地上には国の重要機関が多くありこの日も厳重な警備が行われていたことでしょう。南北線は6両編成ですが、今後相鉄の東急電鉄乗り入れに合わせて、8両化を実施する予定です。ホームに延長スペースも存在します。
銀座線に乗り換えます。ホームに上がると丁度浅草方面の電車が行ってしまいましたが、問題はありません。浅草線は日中でも4〜5分間隔の高密度な運転をしてますから。東京メトロ・都営地下鉄の中で通勤ラッシュ1時間あたりの本数が最も多いのが、丸ノ内線と銀座線ということをご存知でしょうか。大半の路線が大手私鉄と直通運転をしていますが、他社の路線と直通運転を始めると車両の性能の違い、整備、行き先がバラバラなどダイヤの組み方を考慮した結果、銀座線や丸ノ内線のようなダイヤで運行するのは不可能なのです。
溜池山王(10時19分)→上野(10時37分)
銀座線も丸ノ内線とともに、標準軌です。東京で標準軌の地下鉄路線は丸ノ内線、銀座線、浅草線、大江戸線です。しかし、この4路線は軌間が同じでも車両の断面の大きさが異なるので、もし渡り線を設置したら進入することができるのかというともちろんできません。
上野ー浅草間は日本で最初に地下鉄が開業した区間であり、上野駅のホームの天井の低さなんかを見ると、「当時は技術の低い中で、天井も低くせざる得なかったのかな?」と思ったりもします。
日比谷線はホームドアの設置が滞っています。日比谷線は18m車と20m車が混在していたからです。しかし、18m車両の東京メトロ03系と東武20000系は引退となっています。今までは8両でしたが、これからはメトロ13000系と東武70000系が運行。7両編成になります。編成が短くなるじゃないか!と思うかもしれませんが、今までの18m×8両で144m、20m×7両で140mですからそれほど編成長が短くなるわけではありません。ホームドアの柵が現れる駅もあるとのことです。
上野(10時45分)→霞ヶ関(11時5分)
霞ヶ関駅も西に外務省や文部科学省があります。国会議事堂に近いのですからさっきの溜池山王と事情は変わりませんがね。
霞ヶ関駅は南北に日比谷線、東西に丸ノ内線と千代田線が並行しており3路線すべてほぼ直角に交差しています。千代田線はホームがB1Fにあるため、ホームまで「下って上る」という行き方になります。
やってきたのは、小田急4000形です。
霞ヶ関(11時13分)→明治神宮前(11時17分) 小田急線内準急の向ヶ丘遊園行
朝夕方は、通勤需要や観光需要をを拾うロマンスカーが小田急線と直通しており、千代田線内は北千住・大手町・霞ヶ関・表参道に停車します。
明治神宮前駅は千代田線工事中にナウマンゾウの化石が一頭分発見された駅の一つです。この像の化石は都内でいろんなところから発見されおり都営新宿線の浜町、田端、日本銀行など20箇所で発見されました。
明治神宮前(11時28分)→新宿三丁目(11時31分/11時34分)→新宿(11時35分)
まだ乗ってない丸ノ内線支線に乗ろうとしていましたが、急遽変更して新宿12時発のはこね23号の前面展望席が2席空いていたので、購入し乗車することに。実は、この2席は数日前から空席で「乗れたらいいな〜」ぐらいに思っていたのですが、発車15分前になっても誰も買わず空いていたのです。繁忙期は難しいですが、この日のような閑散期はロマンスカーの展望席も発車15分前に予約はされてても発券されずに自動キャンセルとなった座席が販売されることがよくあるので皆さんもこれを狙うといいかもしれません。あとは夜のホームウェイロマンスカーのVSEやGSEの展望席もガラガラなのでお勧めします。
JR寄りにある特急専用の2番線ホームには小田急50000形が到着していました。VSEのVとは「天井が高い」という意味を持つフランス語
Vaultの略です。車両数はたった2編成。小田急のフラッグシップ車両でもあります。
小田急ロマンスカーは前にEXEとGSEに一回ずつ乗っています。MSEも一度乗ってみたいです。小田急の代々木上原ー登戸間の複々線は全区間踏切もなくほぼ直線上でいろんな景色を楽しむことができます。
町田駅に到着。反対側新宿方面にはロマンスカーGSEが停車中。これから都心に戻るので特急料金も安いしこれに乗ってもいいと思いましたが、もし遅れが出たら3分で折り返せない可能性もあると思ったので、後続の快速急行で新宿に戻りました。
また飯田橋の病院へ向かい今度は羽田空港に飛行機を見に行きました。
いきは、浜松町から東京モノレールで行きました。私の勝手な判断で国際線ターミナルの方がいろんな飛行機が見られると思い行きましたが、飛行機の離着陸ピークはどうやら午前や夕方と後で知りました。よって、飛行機を見ることはできましたが、少なかったのでバスで国内線ターミナルへ。国内線ターミナルは一日中離着陸してますから、その通りたくさん見ることができました。