こんにちは。昨日金沢駅に21時頃に到着しました。今日はその翌日です。私も金沢には親戚が住んでいたので前からよく行っています。
昨日は夜遅くになってしまったため今日の午前・昼を観光の時間に使います。
目次
私がおすすめする金沢の観光地
金沢で有名な観光地はどこも金沢駅から山側にかけて集中している気がします。日本三大庭園として名高い「兼六園」その横にある「金沢城」と「金沢21世紀美術館」
兼六園周辺から少し北に行きますと「ひがし茶屋街」もあります。ひがし茶屋街は残念ながら一度も行ったことありません。
新幹線開業の効果で観光客がどんどん押し寄せてる金沢は既存の観光地を始め、新しいお店も続々とオープンしています。
特に近江町市場にある寿司屋や海鮮丼のお店は連日長蛇の列。しかし本当に美味しいので是非一度食べてみてください。
特急サンダーバード号に乗車
今の時刻は14時57分です。
本当は1日中色々と巡りたいのですがそれはまずい気がするので、夕方を前に切り上げて関西方面に向かうことにしましょう。
最速のサンダーバード
その列車の凄いところは、終点の大阪までの所要時間と途中の停車駅が他の特急と比べて最短・最小であることです。
金沢を出発すると、途中の停車駅は福井と京都・新大阪のみ。言い換えるなら関西⇔北陸間には福井しか停まらないということです。
工事中の新幹線を横に走る石川県区間
列車は定刻通り金沢を出発。
まずは「北陸ロマン」とチャイムと共に車内放送が流れます。停車駅の案内ももちろん早くその後は列車設備の紹介が続きます。
この先も野々市市や白山市といった5万人以上人口がある金沢の「郊外」のような立ち位置にある市を通り抜けます。
白山市の中心駅である松任(まっとう)の近くには、新幹線車両基地があります。
今時点で開業してるのは金沢まででですが、この松任駅周辺までは車庫への連絡線として2015年の新幹線金沢延伸と共に開業したのでした。川を渡ると新しい高架線に上がります。
小松駅を通過。小松も大きな街でほとんどの列車が停車しますが、乗車中のサンダーバード30号のように通過するものもあります。
何駅か過ぎると次の市・加賀温泉駅を通過します。加賀温泉は日本海側にある温泉・加賀温泉郷から取ったものです。しかしこの一帯には加賀温泉の他にもたくさんの温泉街があります。
峠を越えて福井県へ
峠を降りてすぐに通過するのは芦原温泉です。加賀温泉同様ここも新幹線停車駅となる予定です。
福井まではもうすぐですがその前に丸岡城がある坂井市を通り過ぎます。市内には同じ名前を冠した丸岡駅もあります。
福井市内
45分間無停車でやってきたサンダーバード30号は福井駅に到着。福井はずっと前から新幹線のホームを準備していた駅です。
最近までは越前鉄道が新幹線の高架ホームを使ったという面白い光景も見られました。
福井駅の在来線駅舎はこの地でたくさん発掘された恐竜の化石にちなんで、恐竜をイメージしたものです。
2分間の停車ののち、福井を出発。ここからはいよいよこの特急でしか見られない京都まで1時間半・150kmに及ぶ無停車走行の始まりです。
京都まで持ち前の高速運転を開始
福井を出発後再び地上に降りて、越前花堂を通過します。ここから分岐するのはJR越美北線です。
北陸道と少しの間並走しながら次の市に入ります。
ここ、鯖江市と南に連なってる越前市は福井市に次ぐ大きな都市です。両市の中心駅である、鯖江駅と武生駅にもそれなりの特急列車が停車します。しかしこの列車はもちろん通過します。
福井からこの地域までは北陸本線以外にも鉄道で来られます。
LRT(次世代路面電車)である福井鉄道福武線があるからです。
関西圏へのトンネル
高速道路や国道・福武線と共にほぼ一直線に走ってきた福井平野はここで終わり。
武生駅を過ぎると南越前町に列車は入りますが、ここからは再び峠越えの区間となります。
今回はさっきの牛ノ谷峠とは違い、昔から交通の難所だったところです。
列車はトンネルに入りました。このトンネルは北陸トンネルと言います。
北陸トンネル
13870mあるこのトンネルは1962年の開業以来、今なお在来線のトンネルとしてはトップクラスに長いです。
「交通の難所」を克服して高速化に大いに貢献したトンネルでしたが、
1972年にはトンネル内を走行中の急行きたぐに号が火災を起こし30名近い死者を出す悲惨な事故が起こりました。
この事故を契機にトンネル内の安全性を改善・向上することになりました。
北陸新幹線敦賀延伸のために今は新幹線用の「新北陸トンネル」の工事も進んでいます。
北陸新幹線内では2位の20km近くになり、2023年の開業を予定しています。
トンネルを越えて敦賀市内に
トンネルを抜けるとすぐに敦賀駅構内に差し掛かります。ここも高速で通過します。
2023年からはここが北陸新幹線の終着駅となります。東京駅で「敦賀行」の表示を見ることもできるのでしょうか。
敦賀駅からは北陸本線の運行形態が大きく変わります。というのは敦賀からの乗車区間は北陸本線ではなく別の路線になるからです。
湖西線
正式には敦賀駅ではなく2つ行った近江塩津駅から、湖西線に乗り入れます。
北陸本線はここまま滋賀県米原市に行くのですが、これだと関西地方まで大きく遠回りする必要があるので、
敦賀から京都まで最短ルートで貫く湖西線が開業しました。この路線の開業は1970年代ですが最先端な路線です。
湖西線の路線スペック
パソコンなどの電子機器にもスペックによってその機種の技術を量ったりしますが、鉄道路線にハイスペックな路線があります。
湖西線は先程も申し上げたように関西までの短絡ルートとして建設されたため、路線内には一切踏切がありません。
大部分の区間が高架線又はトンネルで、急なカーブも設けられてません。
特急サンダーバードをはじめこの区間は時速130km又はそれ以上での走行が可能です。
新型車両が試験走行をする際、西日本は高速運転が可能な湖西線で試験運転をすることが多いです。
東海道線に合流
琵琶湖を進行方向左側に長い距離走ってきましたが大津京駅を通過後、列車は長等山トンネルに入ります。
このトンネルを出ると左と右には東海道線の線路が並んでいます。
山科駅を通過するとまたトンネルに。もうすぐ今日の目的地である京都駅に到着します。
福井から90分間ずっと無停車でした。この区間の平均速度は約120kn/h。この681・683系の最高速度が130km/hのためほぼ最速に近い速度で走っていたことになります。
京都に到着
17時7分、京都駅の6番線ホームに到着。
この後は京都の観光を楽しみ、明日は再び中国地方の日本海側を走る山陰本線で山口県幡生駅まで行きます。お楽しみに。ありがとうございました。
画像出典
兼六園(兼六園)、金沢、石川、日本
日付ー2005年11月2日
ソースー自身の仕事
著者ー油通りさん
特急サンダーバード
683系新塗装山崎駅付近
日付ー2015年12月20日、09:30:44
ソースーhttp://photozou.jp/photo/show/2993041/231691119/(アップロード日: 2015年12月20日)
著者ーDMX123ZAさん
小松駅東口
日付ー2011年6月6日
ソースーhttps://web.archive.org/web/20161020201251/http://www.panoramio.com/photo/53801294
著者ークハ419-5
JR福井駅東口(えちぜん鉄道福井駅高架完了後)の風景
日付ー2018年7月29日14:22:53
ソースー自身の仕事
著者ー藤谷良秀(Fujitani Yoshihide)
福鉄自社発注車両のF1000形と200型
日ー2014年11月29日、14:07:10
ソースー自身の仕事
著者ー匿名熱望さん
敦賀駅の駅舎
日付ー2018年9月28日、10:00:45
ソースー自身の仕事
著者ー復活10さん
湖西線を走る西日本223系
JR西日本223系2000番台V10編成JR湖西線近江中庄〜マキノ
日付ー2019年6月7日
ソースー自身の仕事
著者ー敦賀民
京都駅
日本語: 京都駅、京都府京都市
日付ー2013年6月9日
ソースー自身の仕事
著者ー663ハイランドさん