Kiyublog

このブログでは私自身の旅行記(長期連休が終わると投稿します)や関東甲信越地方の鉄道機関、空想都市についての記事をアップしてます。

【家で鉄道妄想旅行#15】オーシャンアロー283系のくろしお号 新大阪駅→和歌山駅

こんにちは。今日は新大阪から紀勢本線にて紀伊半島を一周して、名古屋まで行きます。

今から乗車するのは特急くろしお1号・白浜行です。

本記事では途中の和歌山まで書きたいと思います。

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目次

 

283系

特急くろしお号には写真の283系・287系・289系がありますが、283系はかなり少数派だと言えます。理由は簡単で車両数が少ないからです。製造数が少ないのにはこんな理由が。

283系が製造されたのは1990年代後半。このころJR西日本は借金や震災で経営が難しかった時期であまり予算を当てられなかったのでしょう。さらにこの特急は整備面でも費用が掛かり維持も大変だったことが挙げられます。

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大阪市内を周回 

列車は新大阪を出発。新大阪を出ると次は大阪ですが、この列車は大阪は経由しません。線路の構造上ホームに停車できないからです。

 

梅田周辺

大阪駅一帯はかつて梅田貨物ターミナルがありました。しかし郊外に移転したことによって線路が並んでた大規模な空き地ができました。これから再開発事業の一環として多くのビルが建設される予定です。

f:id:kiyucom:20200512211310j:image(梅田貨物線)

 

環状線

大阪駅の離れたところを走ると、大阪環状線に合流します。大阪環状線は山手線と違い、二本の線路に普通から快速・特急まで走っています。

くろしお号は朝の通勤ラッシュの間を運行しているのです。列車は何度か信号に足止めされました。

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東京は山手線の他にも並走していろんな電車が走っていますが、上下線二本でまかなってる大阪も線路容量が限界でしょう。

 

 

阪和線を快走

列車は天王寺を出発。阪和線は和歌山まで続きます。紀勢本線というのは和歌山から三重県内のことで、この区間阪和線という名称が与えられてます。

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阪和線内は基本的に高速運転ができます。まず全線のうち、立体交差事業により高架化された区間が多いからです。そうでなくても昔からの地上区間だって線形は良いといえるでしょう。

 

大都市もお構いなく通過

堺市を通過。大阪府堺市政令指定都市にもなってますが、市の中心部は海沿いにある南海電鉄堺駅で、堺市は閑散としてはいませんが、それほど大きな駅では無いです。

次の三国ケ丘には世界遺産に登録された大仙陵古墳があります。

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堺市の西にある鳳駅からは盲腸線である羽衣線が伸びています。盲腸線というのは本線から伸びてる支線の事を指します。

 

 

 

南海電鉄とJR

阪和線は一気に海側に近づきます。海側には南海電鉄が走っています。南海電鉄阪和線は競合路線で、この先にある関西空港までの空港アクセスも担っています。

空港アクセス鉄道についてはこの記事で解説してます。

kiyucom.hatenablog.com

 

和歌山県

日根野に到着。日根野からは関西空港へ至る線路が分岐します。空港特急はるか号ともここで進路が変わります。

日根野大阪府ですがすぐに和歌山県へ入ります。和泉砂川を過ぎると上り坂が始まります。この考子峠には県境が通っています。

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市街地が連続していて沿線人口も多い阪和線ですが、この区間だけ珍しく山の景色を楽しむことができます。

峠越えをするにしろ、南海線は海沿いを通ります。

 

和歌山駅に到着

列車は進路を西に寄せながら和歌山駅に到着。ここからは今までの景色と変わり、山と海がきれいな区間になります。お楽しみに。ありがとうございました。

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画像出典

283系貫通型

クハ283-502天王寺駅
日付ー2017年7月15日17:33:12
ソースー自身の仕事
著者ーTRJNさん

 

梅田貨物線

DVMGさん

 

天王寺駅コンコース

著者ーWing1990hkさん

 

和歌山駅

日付ー2011年9月13日

ソースー自身の仕事

著者ーやるぜさん